不安をあおるのではなく、静かに確かな安心を。
地震のあとも、できるだけ暮らしを続けられる家へ。
安心は、数字だけでは測れません
「耐震」という言葉から、地震に強いかどうかを思い浮かべる方は多いと思います。
もちろん、それはとても大切なことです。
ただ私たちは、耐震を等級や数値だけの話だとは考えていません。
大きな地震のあとも、その家で暮らし続けられるかどうか。日常に戻れるかどうか。
そこまで含めて、耐震だと考えています。
耐震とは、倒れないための強さ
耐震は、地震の揺れに対して、建物が倒壊しないようにするための基本的な性能です。
柱や梁、壁の配置をバランスよく計画し、建物全体で力を受け止めることで、
大きな揺れにも耐えられる構造をつくります。
耐震は、家づくりにおける最低限の安心。
まずここが整っていなければ、その先の暮らしの話は始まりません。
制振とは、揺れをやわらげるための工夫
制振は、地震の揺れそのものを抑えるための考え方です。
地震のエネルギーを建物の一部で吸収・分散させ、揺れを小さくし、
建物へのダメージを減らします。
耐震が「耐える力」だとしたら、制振は「受け流す力」。
繰り返す余震や、長く続く揺れに対しても効果を発揮します。
耐震と制振は、役割が違います
耐震と制振は、どちらか一方だけで完結するものではありません。
耐震で骨組みをしっかり整え、制振で揺れを抑える。
それぞれの役割を理解し、組み合わせて考えることが大切です。
揺れに「耐える」だけでなく、揺れを「残さない」こと。
それが、家を長く使い続けるためのポイントだと考えています。
地震のあとも、暮らしが続くために
地震は、一度で大きな被害をもたらすだけでなく、少しずつダメージを蓄積させることもあります。
目に見えない歪みやズレが重なると、住み続けることが難しくなる場合もあります。
制振は、そうした見えないダメージを抑えるための備えでもあります。
「倒れなかったから安心」ではなく、「これからも暮らせるかどうか」。
そこまで考えることが、本当の意味での安心だと考えています。
私たちの考える、安心の基準
私たちは、構造の安心について、耐震等級3を基本とした設計を行っています。
暮これは、建築基準法で定められた最低限の基準よりも、余裕を持って地震に備えるための考え方です。
また、盤戸建築では制振ダンパーを標準で採用しています。
揺れに「耐える」だけでなく、揺れそのものを抑え、建物へのダメージを減らすためです。
採用しているのは、わずかな揺れから効果を発揮し、長期にわたって性能を維持できる制振ダンパー
Evoltz です。
※外部サイトに移動します。製品の考え方と耐久性を重視して選定しています。
性能は、暮らしを縛るものではありません
耐震や制振は、間取りやデザインを制限するためのものではありません。
きちんと整理すれば、安心と暮らしやすさは両立できます。
住まいは、守るためだけの箱ではなく、日々を心地よく過ごす場所。
安心は、静かに、確実に、暮らしの土台として支えるべきものだと考えています。
安心して、日常を送るために
地震に強い家をつくることは、特別なことではありません。
大切なのは「もしも」のときに、過剰な不安を抱えずに済むこと。
耐震と制振は、そのための備えであり、毎日の暮らしを守るための裏側の仕組みです。